2025年も早いもので残すところあと3週間です。宮城県栗原市では、正月に向けた餅づくりが最盛期を迎えています。

栗原市栗駒の吉尾ファームでは、約40年前から「みやこがねもち」を原料に餅を生産しています。
作業は、例年と同じ11月上旬から始まり、1日あたり約500キロを2台の機械でつきあげています。

コメの価格高騰でもち米も値上がりしていますが、こちらでは、自社栽培のもち米を使っているため、販売価格への影響はないということです。

吉尾ファーム 吉尾寛社長:
「例年通り、うちの特徴を生かした餅ができているのでほっとしている。この餅を食べてもらって楽しい正月を迎えてほしい」

生産された餅は、保存料などの添加物を一切使わず、コシが強く煮崩れしないと評判だということです。

餅づくりは、12月30日まで休みなく続けられます。地方発送に加え、仙台の市場や県内のスーパーなどに例年並みの30tほどの出荷が見込まれています。















