群馬・妙義山は火の勢い弱まる 山火事の要因の一つは降水量の少なさ

一方、8日に勢いよく燃え続けた群馬県の妙義山は、一夜明け…
記者
「自衛隊のヘリコプターがいま、湖から水をくみ上げています」

9日、朝から自衛隊のヘリコプターが消火にあたりました。群馬県によりますと、焼失面積はおよそ30万平方メートルにのぼりましたが、火の勢いは弱まっているということです。
関東各地で山火事が相次ぐ要因の一つに指摘されているのが、降水量の少なさです。

これは、ここ1か月の関東の降水量の平年比。いずれも平年に比べて非常に少なくなっていることが分かります。また、9日は乾燥注意報が5都県に出ていて、今後も乾燥した天気が続きそうです。

坂口愛美 気象予報士
「乾燥注意報が出ている時は、気象庁が火災への注意を呼びかけている時。ちょっとした小さな火でも、ここまで空気が乾燥していると一気に火が燃え広がる危険性がある。些細なことでも注意が必要」














