鹿児島県内29の漁協が合併へ
来年4月、鹿児島県内に41ある漁協のうち、7割にあたる29の漁協が合併し、県漁業協同組合=「JFかごしま」を設立することが分かりました。
漁業者の高齢化や水揚げの減少が進む中、県漁業協同組合連合会=県漁連は、20年以上前から、漁協の合併による経営強化を目指していました。

県内では、いちき串木野市の羽島漁協がシラスの不漁や組合員の高齢化から、鹿児島地裁に自己破産を申請。きのう8日、破産手続きの開始決定を受け、負債額は8,445万円となっています。
また、2023年度の決算では、県内全41の漁協のうち、およそ3割が繰越欠損金を計上する経営不振に陥っています。














