きょうは、庄内に伝わる師走の風物詩「大黒様のお歳夜」です。鶴岡市の鮮魚店ではお供え物に欠かせない「ハタハタ」を焼く作業に追われ、多くの人が買い求めました。

庄内地方では12月9日は大黒様が妻を迎える大切な日とされ、1年の無事を感謝しながらお供え物を食べるのが伝統になっています。

特に、子持ちのハタハタに甘辛い味噌をつけて食べる田楽づくりは子孫繁栄の縁起物とされお供え物に欠かせません。

鶴岡市で150年以上続くこちらの鮮魚店では、朝5時からおよそ650匹のハタハタを焼く作業に追われていました。