宮城県内産のイチゴの輸出が、今シーズンも始まり、石巻市などのハウスでは出荷作業が行なわれています。

このうち、宮城県石巻市蛇田の「トライベリーファーム」では、12月7日から「とちおとめ」や「恋みのり」など海外向けのイチゴの出荷を始めています。

県産のイチゴは、2023年からアジアへの輸出が始まり、日本の大手ディスカウントストアの現地店舗などで販売され、色や味の良さから年々、取扱量が拡大しています。

今シーズンは、石巻市や山元町など9つの農業法人が、タイやシンガポールなど6つの国と地域に、昨シーズンの1.5倍となる50tの輸出を目指しています。

トライベリーファーム 高瀬卓弥社長:
「日本のジャパンクオリティという感じで日本の製品は良いものだと思って果物類が食べられている。イチゴの品種自体のクオリティが高いので、世界に通用するイチゴだと思っている」

イチゴは、成田空港から空輸され4日後には現地の店頭に並びます。

今シーズンの新たな試みとしてタイではネット販売も行なわれます。















