日本政府が近く閣議決定する「国家安全保障戦略」の改定案で、中国の動向について「最大の戦略的挑戦」と位置づけていることをめぐり、中国政府は「断固として反対する」と強くけん制しています。
政府与党が検討を進め、近く閣議決定される安保関連3文書のうち「国家安全保障戦略」の改定案では、中国の動向について「これまでにない最大の戦略的な挑戦」と位置づけ、脅威としての認識を強めた形となっています。
これを受け、中国外務省の報道官は14日の会見で「事実を顧みず、道理もなく中国の顔に泥を塗った。これに断固反対する」と強く反発。
日本に対し「互いに脅威にならないという政治的な共通認識を政策で示し、行動に移すよう改めて促す」とした上で、「中国の脅威を誇張することで自らの軍事力増強のために口実を探すたくらみは、その目的を達成できない」とけん制しています。
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