首都圏で相次いだ闇バイト強盗事件で、首謀者とみられる男らが「現金回収役」に闇バイトで募集した人物ではなく、知人を介して紹介された人物を充てていたことがわかりました。現金の持ち逃げを防ぐ狙いだったとみられています。

福地紘人容疑者(26)ら4人は、去年、相次いだ闇バイト強盗事件のうち、千葉県市川市の事件で実行役らに犯行を指示した首謀者として逮捕されました。

これまでに、一連の強盗事件の「実行役」は闇バイトに応募していたことがわかっています。

その後の捜査関係者への取材で、首謀者とみられる男らは「現金回収役」について、闇バイトで募集した人物ではなく知人を介して紹介された人物を充てていたことが新たにわかりました。

合同捜査本部は、自身らに繋がりのある人物に現金を回収させることで持ち逃げを防ぐ狙いがあったとみていて、事件の全容解明を進めています。