J1リーグが終了し、鹿島アントラーズが優勝を飾った。関西クラブは曹貴裁監督が率いる京都サンガF.C.が歴史的なシーズンを送り、3位で終了。エースFWラファエル・エリアス選手は最終節でもゴールを挙げて、18ゴールで得点ランク2位タイと、大活躍の1年だった。

▼京都はクラブ史上最高の3位で終えた

 関西のサッカー情報を中心に扱うMBSのJリーグ応援番組『KICK OFF!KANSAI』で、MCを務める元日本代表DF加地亮さんが登場。大混戦を極めたJ1リーグは鹿島アントラーズの優勝で幕を閉じた。関西クラブでは京都サンガF.C.がクラブ史上最高の3位でフィニッシュ。連覇中だったヴィッセル神戸やガンバ大阪、セレッソ大阪を抑えて最上位で終えた。

 最終節はヴィッセル神戸と対戦。3位フィニッシュを狙う京都は曹貴裁監督の続投が決定している一方で、神戸は3年半指揮を執った吉田孝行監督が今季限りで退任。そのなかで、クラブ最高となる18得点以上を狙うFWラファエル・エリアス選手のゴールにも注目が集まった。

 すると、1点リードの後半32分にエリアス選手が決め切って、三浦知良さんが持つシーズン最多得点を更新した。エリアス選手は「ゴールをとって今シーズン追われたことは非常に良かったと思う。タイトルを取れなかったことを学びにして来シーズンも頑張りたい」と、チームとしてシーズン3位、個人としてJ1リーグ得点ランク2位タイで終えた2025年を振り返った。

 加地亮さんも「怪我(での離脱)がなかったら優勝していたかも」というほどエースの活躍は凄まじかった。チームも勝ち点68の3位。京都にとっては歴史的なシーズンとなった。だが、ここでは終わらない。勝負のシーズンはまたスタートする。

(MBS「KICK OFF! KANSAI」日曜深夜0:50-1:20放送 2025年12月7日(日)放送より)