V・ファーレン長崎のJ1昇格を祝うパレードが週末、長崎市などで行われ、沿道には多くの県民やサポーターが詰めかけました。ピーススタジアムで行われたセレモニーでは、高木琢也監督の来季続投なども発表されました。

「J1昇格おめでとう!」「J1でもがんばれ!」
チームを支えた県民やサポーターにJ1昇格を報告し感謝を伝えるパレードです。

コースとなる長崎市の出島メッセからスタジアムシティまでの沿道にはおよそ5000人が集まりました。

「仕事より早く起きて準備して来た」
「身近でありがとうを伝えようと思って」

サポーターの感謝の声に選手たちも手を振ってこたえます。

パレードのバスには高木監督や選手たちだけでなく、かつて社長をつとめたあの人の姿も。

スタートからゴールまでのおよそ15分間、沿道からの声援が鳴りやむことはありませんでした。

パレードに続いて、ピーススタジアムで開かれた記念セレモニーでは、サポーターの投票による今シーズンのMVPも発表されました。

選ばれたのはJ2得点王にも輝いたマテウス・ジェズス選手。賞品としてスポンサー企業から車1台が贈られました。

マテウス選手「私に投票してくれた皆さま、ありがとうございます。このMVPはチームのみんなが頑張ったからとれたと思うし、昇格できたことがもっと嬉しい」「早速、蛍にご飯を奢ってもらうので、この車で行こうと思います」
また、来シーズンに向けて高木監督の続投や病気療養中の名倉選手の契約更新がサプライズで発表されました。

高木琢也監督「みなさんに笑顔と今シーズンのような感動や何か伝えられるようなことをやっていきたい」

名倉巧選手「待ちに待ったJ1という舞台で戦うことができるので、長崎旋風を巻き起こして、自分も早く合流できるように頑張ります」

クラブ2度目となるJ1挑戦ーチーム・サポーターともに来シーズンのさらなる飛躍へ気持ちをひとつにしていました。

「近くでありがとうと言えたからすごく楽しかった」

「感動して、V・ファーレンのファンで良かったと改めて思った」

「来シーズンも長崎旋風でなんとかJ1で勝ち抜いていってほしい」

午後からは諫早市と佐世保市でもパレードや報告会が行われ、長崎県全体が喜びに包まれる1日となりました。














