山形県内で相次いで特殊詐欺の被害が確認されています。金融商品への投資や警察官をなのる詐欺が確認されていて注意が必要です。
警察によりますと今年5月、山形市の60代の男性がフェイスブックで投資に関する広告を見つけてクリックし、求められた電話番号を入力したということです。
すると男性のもとに片言の日本語を話す男から電話があり、「AIを用いた暗号資産取引所のスタッフです」「必ず儲かります」などと言われました。
男性は相手の指示でウェブ会議ツールのZoomと暗号資産を取引するアプリをインストールし、複数の男らの会議に参加したということです。
その後、男性は指定されたアドレスに暗号資産2230万円分を送金しました。
しかし、7月になって相手から「大きな損失が出た」などと言われ、さらに177万円分の暗号資産を送金したということです。
その後、出金しようとしてもできなかったことから警察に相談し、被害がわかりました。
このほか県内では山形市に住む80代の女性が電話で警察官を名乗る人物から「金を調べる必要がある」などと言われ現金1360万円をだまし取られる被害が確認されています。














