車いすテニスのパラリンピック金メダリスト、齋田悟司選手による出前授業が、宮崎市の中学校でありました。

この出前授業は、宮崎西高校附属中学校で行われ、1、2年生およそ160人が参加しました。

講師を務めた車いすテニスの齋田悟司選手は、2004年のアテネパラリンピックで国枝慎吾さんとダブルスを組み、金メダルを獲得しました。

授業では、テニスとバスケットボールの競技用車いすの特徴が説明されたあと、生徒たちが実際に車いすに乗り、ラケットでスポンジボールを打つ体験をしました。

また、齋田選手も参加して試合も行われ、生徒たちから大きな歓声が上がっていました。

(生徒)「車いすで、すごいきびんに動き回って回ったりするっていうのが僕には難しかったので、やっぱりプロはちがうなと思った」

(齋田悟司選手)
「車いすテニスっていうものの楽しさとか、難しさというのを実際体験してもらって、少しでも車いすの人たちと健常者の人たちとの距離が近づけばいいなど」

生徒たちは、体験を通して車いすテニスの楽しさを感じていました。