新潟市で先月、事業所の敷地内で高額現金を拾ったという届け出がありました。その額およそ1800万円。警察が持ち主を探しています。
新潟北署によりますと、現金およそ1800万円が見つかったのは新潟市にある事業所の敷地内です。

先月中旬、事業所の関係者から「事業所の廃棄物の中から見つかった」と届け出がありました。

警察は持ち主が名乗り出るのを待っていましたが、現れなかったことから8日、発表したということです。

なりすましなどを防ぐため、現金がどのような状況で見つかったかについて警察は明らかにできないとしています。

警察は落とし物として3か月間現金を保管し、持ち主を探す方針です。

新潟北署では、おととし6月にも現金およそ800万円を拾ったという届け出がありました。

このときも市内の事業所の廃棄物の中から見つかっていますが、警察は同じ事業所かどうかは明らかにしていません。
持ち主が現れない場合、1800万円はどうなるのでしょうか。警察は落とし物を3か月保管し取りに来なかった場合は拾った人のものになります。ただ、拾った人が2か月取りに来なかった場合は、落とし物の所有権は都道府県に移ります。ちなみに現金を拾ったという届け出は実は多くあります。県内では去年2億7000万円近くの落とし物がありました。100万円以上も、5件あったそうです。このうち、7割以上の1億9200万円が落とした人の元へと戻り、2900万円が拾った人に引き渡されています。落とし物について心当たりのある方は新潟北署まで連絡をお願いします。














