年末年始の交通安全運動に合わせ、JR高知駅前で8日、安全運転管理者らが交通安全を呼びかけました。

この呼びかけは、年末年始の交通安全運動に合わせて、高知市の3つの地区の安全運転管理者協議会(高知・高知南・高知東)が初めて、合同で行いました。

「辛みに当たらない」と「事故に当たらない」をかけて、高知県産の辛味がないシシトウ「ししまろ」を反射材と一緒に手渡し、交通安全を呼びかけていました。

「辛み」「事故」に当たらない「ししまろ」

高知県警によりますと、高知県内では2025年、21人が交通事故で死亡しています。これは、前年の同時期と比べて2人増えています。

高知南地区安全運転管理者協議会 吉村保利 会長

▼高知南地区安全運転管理者協議会 吉村保利 会長
「朝『おはようございます、いってきます』と言って出て、帰りにものも言えない状態で帰ってくる…という形を絶対になくしたい。交通事故で悲しむ人を1人でも減らしたい、というのが私の願いです。ドライバーのみなさん、どうか車のハンドルを握るときには十分周囲の目を気にして、他の歩行者を大事に見てもらって、歩行者優先していただきたいと思います」

年末の交通安全運動は12月14日(日)まで、年始は、2026年1月8日(木)から17日(土)までです。