若者のさまざまな悩みに寄り添う「ユースクリニック」について広く知ってもらおうと、長野県松本市でイベントが開かれました。

(ユースクリニックまつもと 村山有美さん・産婦人科医)
「悩み相談っていうだけでなく、命についてや避妊についてなどの情報提供を行う場としても機能するように」

松本市で講演したのは、9月に発足した任意団体「ユースクリニックまつもと」のメンバー3人で、立ち上げの背景や思いを語りました。

「ユースクリニック」は、10代から20代前半の若者が抱える性や体、心の悩みを、医師や助産師といった専門家に気軽に相談できる北欧発祥の取り組みです。

(ユースクリニックまつもと 三村慶子さん・元養護教諭)
「知識と共に、いろいろな人と交流して考え方を広げたり深めたりしないと自分のことが分かっていかない。ちょっと困ったときに私たちがいるよという感じ」

現在は、市内で月に一度相談の場を開いていて、次回は1月23日です。