県内で相次ぐクマの被害や目撃を受け、村山市の小学校できょう、親子が猟友会メンバーからクマについて学ぶ学習会が開かれました。

村山市猟友会・吉田創さん「クマに出会った時、してはいけない事はなんですか?正解は2番と4番です」


学習会を開いた村山市の冨本小学校では、今年度、学校周辺でクマの痕跡が14件報告されている他、目撃情報もあります。先月は学校近くの柿の木に被害が出たため、箱ワナが設置されました。


ワナ周辺には足跡と見られるものはあるものの、まだ捕獲されていません。


こうした事態を受けて開かれた学習会には全校生徒41人と保護者が参加しました。学習会では猟友会のメンバーがクマの生態や遭遇した場合の注意点をクイズ形式で話しました。

この他、子どもたちがクマの毛皮や模擬銃に触れる機会が設けられ、クマの危険性や万が一の対応に、意識を高めていました。


親子は「他人事でない感じているのでもしクマに遭った時に役立てたい」


子どもは「クマと遭遇してしまった時は目をそらさずにゆっくり後ろに歩いていくことを気を付けたい」