■フィギュアスケート・ジュニアグランプリファイナル(5日、愛知・IGアリーナ)

ジュニア女子のフリースケーティング(FS)が行われ、ショート首位の島田麻央(17、木下グループ)が合計218.13点をマークし、同大会4連覇を果たした。

前日のショートで今季ベストをマークした島田は、フリーは最終滑走で登場。安定感のあるトリプルアクセルを決めると、大技の4回転トウループに挑むが転倒。だがすぐに立て直し、3回転のコンビネーション、単発のループ、ルッツジャンプを次々と成功させ、得点を伸ばしていった。

昨年、史上初の3連覇を成し遂げた島田は、この日のフリーも貫禄の演技。会場の大歓声を受け、出場6人中で唯一の200点台と強さをみせ、前人未到の4連覇を達成。日本勢はショート2位の岡田芽依(15、名東FSC)が195.82点の3位で表彰台入りを果たした。

男子はショート首位の中田璃士(17、TOKIOインカラミ)が合計249.70点で2位。韓国のソ ミンギュが255.91点で逆転優勝を果たした。