12月28日に開幕する全国高校サッカー選手権に、長崎県代表として初出場する九州文化学園高校サッカー部が、5日練習を公開しました。

全国高校サッカー選手権への切符を初めてつかんだ創部7年目の九州文化学園高校。

松本士苑主将
「九文といえば、パスサッカーだと思うので、パスサッカーでボールを大事にしつつ、ゴール前に進入してゴール決めて」

長崎県大会では、パスからチャンスにつなげ、ベスト8に進出したチームの中では最多の1試合平均3・75点をマーク。佐世保市の高校から初めての選手権出場を決めました。

V・ファーレン長崎でフォワードとして活躍した有光亮太監督がチーム創設時から指導を続けてきました。監督のDNAを受け継ぐフォワード2人が攻撃の要です。

突破力が武器の小田琥太郎選手

小田選手
「ドリブルから点を決めて、チームを勝たせられるところを見てもらえると嬉しいです。」

ツートップを担うもう一人が、小島祐杜選手です。相手の裏への走り込みがうまいストライカーです。

小島選手
「全国(大会)に行ったことないのでとても楽しみでワクワクしてます。全国(大会)で優勝してどれかの試合でハットトリックしたいと思っています。」

「圧倒するサッカー」を掲げる九州文化学園。今大会で唯一の初出場校として全国の舞台に挑みます。

有光亮太監督
「こういう場所が選手権なんだっていうのは一番楽しめたらいいなって思います。しっかりと恐れずに自分たちのプレースタイルを出してくれればいいなと。」

九州文化学園は今月29日の1回戦で、静岡県代表の浜松開誠館と対戦します。