長崎県警は、働きやすい職場環境をつくろうと服装を柔軟に選べる「ポリスカジュアル」を今月8日から導入することになりました。

「世間一般のオフィスカジュアルとは区別するために、ポリスカジュアルと称することといたしました」

長崎県警で今月8日から導入される「ポリスカジュアル」。働きやすさを重視し警察の持つ「お堅いイメージ」を払拭するための取り組みです。動きやすいスニーカーや襟のないカジュアルな装いなど、働き方に合わせた服装を選択することができます。

長崎県警 警務部 警務課 島心愛 巡査部長
「スーツだとどうしても堅苦しいイメージが出てしまうので、説明とかでこういうカジュアルな服装で行けば学生たちも話しやすくなるのかなと期待しています」

長崎県警 警務部 警務課 山川純一 警視
「警察職員がですね、気候の変化や各職場環境に応じて、自らの意思で自由に快適な服装を選択できることによって、職務能率の向上に繋がればいいかなと」

「ポリスカジュアル」の一番のポイントは「県民の視点に立った服選び」。清潔感のある服装で親しみを持ってもらうと同時に、働きやすさをアピールすることで、警察への興味につなげるねらいもあるとしています。

長崎県警 警務部 警務課 企画室 福田純也 警部補
「見られるということが一番ですので端正かつ清潔な服装で、県民の皆様に不快感を与えないような服装を心がけていきたいと思っています」

長崎県警は、街頭活動などで警察官が着用している制服についても、来年春までノーネクタイでの勤務を認め、その後の対応については、県民の意見を踏まえて決めたいとしています。