各地で大雪による影響が出ている中、きのう、山形県内では今シーズン初めての雪害事故がありました。

警察によりますときのう午後2時半ごろ、東根市神町南の自宅兼店舗で1階の屋根の雪下ろしをしていた男性が足を滑らせて地面に転落したということです。

一緒に雪下ろしをしていた男性の息子が転落に気付き、119番通報しました。

男性は左肩と左肘の骨を折る大ケガをしました。

事故当時、男性は命綱やヘルメットはしていなかったということです。

県によりますと昨シーズンは雪害によって5人の死者を含む117人の人的被害が起きています。

人的被害は屋根からなどの「転落」の割合が最も多い一方、死亡事故の原因の6割は落雪によるものだということです。

県では、雪おろしをする際はヘルメットや命綱を使用することや複数人で行うなど安全確保を呼びかけています。