冬の味覚「寒ブリ」、京都の舞鶴漁港では約2000匹のブリが水揚げされました。

 12月5日京都府舞鶴市の舞鶴漁港に運ばれてきたのは、約2000匹の「ブリ」です。今の時期にとれるブリは「寒ブリ」と呼ばれ、厳しい寒さで身が引き締まり、たっぷりと脂肪を蓄えるため、濃厚な旨味ととろけるような食感が楽しめます。

 11月下旬、福井県高浜町の定置網にも約2000匹のブリがかかっていて、海水温の低下に伴って近畿の沖に南下してきたとみられています。京都の定置網に1000匹を超えるブリがかかるのは今季初めてだということです。

 (京都府漁業協同組合 中西利一参事)「寒くなってブリが入って来るようになって喜んでいます。今が旬の時期なんでたくさん獲れるとありがたいです」

 寒ブリは来年2月ごろまで水揚げされ、全国の市場に出荷されます。