偽物のサイトに誘導して情報をだまし取るフィッシングサイトを撲滅するための研修会が新潟市で開かれました。
研修会に参加したのは、新潟県警のサイバーボランティアとして活動している新潟コンピュータ専門学校の生徒です。

県警のサイバー犯罪対策課の指導を受けながら、フィッシングサイトの発見からサイトの閉鎖依頼までを簡単にするツールの使い方などを学びました。

全国では去年、およそ172万件のフィッシングサイトが報告されていて、サイバーボランティアの力が頼りとなっています。

【生徒は】「こんなにたくさん存在していて、それがメールに送られてきたりとか、引っかけるために使われているんだというところに驚きでした」

【生徒は】「実際に自分が報告することで、フィッシングサイトに引っかかるかもしれない人を守ることができることに関してやりがいを感じています」

現在は銀行をかたって企業に電話をかけて偽サイトに誘導し、情報を騙し取る「ボイスフィッシング」の被害が多発していて、県内でも先月、企業がおよそ1億9000万円をだまし取られる被害が出ています。















