12月5日から「年末年始の交通安全運動」が始まりました。高知県内では11月から死亡事故が多発する中、交通量が多くなる年末にかけて、取り締まりや啓発活動が強化されます。
「年末年始の交通安全運動」は、以下の4つを重点目標に置いています。
1.こどもと高齢者の交通事故防止
●こどもと高齢者に対し、思いやりのある運転を心がける。
●夕暮れ時や夜間に外出する際は、明るい色の服装や反射材を着用する。
2.飲酒・妨害・暴走運転の根絶
●飲酒運転・妨害運転(いわゆる「あおり運転」)は犯罪です。絶対にしない。
●お酒を飲んだら運転しない。運転をするならお酒を飲まない。
●暴走行為をしない、させない、見に行かない。
3.自転車等の安全利用の促進
●運転中の“ながらスマホ”、飲酒運転はしない。
●自転車や電動キックボード等を利用するときはヘルメットの着用に努める。
●自転車損害賠償責任保険等に加入する。
4.歩行者の保護
●歩行者に対して思いやりのある運転を心がける。
●横断歩道を横断するときは、運転者に対して横断する意思を明確に伝え、安全を確認してから横断する。
運動初日の5日は高知県内各地で街頭指導が行われ、高知市の県庁前交差点では県や市の職員、警察官などが道行く人に交通安全を呼びかけました。
高知県内では今年、交通事故で21人が死亡しています。すでに去年1年間の死者と同じ数となっていて、交通量が増える傾向にある年末にかけて、特に注意が必要です。
◆高知県警 交通企画課 濱川昌也 次長
「運転する際は、わき見運転・ながら運転などをせずしっかりと前を見て、速度は控えめにお願いしたいと思います」
交通安全運動は14日まで行われ、期間中は取り締まりのほか、学校での交通安全教室など啓発活動が強化されます。














