兵庫県丹波市の特産品「山の芋」の出荷作業が最盛期を迎えています。

 すりおろすと強い粘り気を持つのが特徴のイモ。兵庫県丹波市で江戸時代から栽培されている「山の芋」です。

 畑から一つずつ丁寧に掘り起こして収穫します。朝霧が発生しやすいこの時期に収穫されることから「霧芋」とも呼ばれています。

 収穫された「山の芋」は大きさ等で選別され乾燥を防ぐため湿らせたオガクズと一緒に袋詰めされ出荷されます。

 (丹波山の芋生産組合 田中祥次組合長)「すりこぎですってのりで巻いて天ぷらに。それがおいしい」

 出荷作業は12月11日まで行われ、地元の直売所で販売されるほか、贈答用などで全国に出荷されます。