長崎県内で直近1週間に報告されたインフルエンザの患者数は前の週の1.2倍に増えていて、2週続けて「警報レベル」の報告数となっています。

長崎県内51の医療機関か11月30日までの1週間に報告されたインフルエンザの患者数は2216人で、前の週から388人増加しました。

1医療機関当たりの報告数は【43.45】で警報レベルの【30】を超えていて、長崎県内は2週続けて警報レベルの報告数となっています。

地域別に見ると長崎・佐世保・県央地区に加え、県南・県北・壱岐の6つの地区が警報レベル。西彼など3つの地区が注意報レベルとなっています。

また年代別に見ると依然として10歳未満と10代の患者が全体のおよそ8割を占めています。

前の週と比べ感染者数の伸びが緩やかとなりましたが、その要因について長崎県は3連休の祝日で休診した医療機関があったことなどをあげています。

長崎県は、引き続き外出後の手洗いやマスクの着用混雑した場所は避けるなどの基本的な感染防止対策を呼びかけています。