成島監督:
これは遠い世界の物語ではなくて実際、こういう暴力も差別もすぐ隣にあって、でもそれを蓋をしないで見つめたりすることで、ハッピーエンドに向かう道がきっと見えるんじゃないか。その時の大きな切り口は、『家族』なんですね。


描かれているのは「様々な違い」を乗り越えるための「ファミリア」=「家族」のあり方です。


成島監督:
その人の痛みを自分の痛みと同じように感じられる相手はもう家族なんじゃないかっていう。


西垣キャスター:
血が繋がっていなくても結ばれる。

成島監督:
世界は一つって簡単にはいかないけれど、でもそこへ向かっていければ本当にいいなと思います。


映画の本質的なものはすごく山梨に対するその故郷に対する家族に対する思いみたいなものを込めてとりました。ぜひ劇場でご覧いただければと思います。