
2023年1月に公開される映画「ファミリア」。
甲府市出身で日本アカデミー賞監督の成島出さんの最新作です。
「家族」を描くこの映画で監督が問いかけるものとは。
成島出監督:
色んな家族のありようをさぐる、葛藤と愛情の物語。

成島出監督の最新作、「ファミリア」。
陶器職人の主人公と、その跡を継ぐため帰国を決意した息子、そして主人公が出会った在日ブラジル人の青年。


国籍、文化、境遇を超えて「家族」「つながり」を問う作品です。

主役の陶器職人は役所広司さんが務めます。

成島監督:
役所さんは皆さんご存知の通り、映画界では唯一無二の存在で、圧倒的な演技力と、技術、人間性含めて最高の俳優さんなので。合うんですよね、僕が求めているものと役所さんが求めているものがぶれないんでありがたいと毎回思う。

息子役には、国宝級イケメンの吉沢亮さん。

成島監督:
僕なんか山梨育ちで、山梨の田舎の長男だから、故郷に戻りたい、でも戻ってどうするというのが、すごく現実的な田舎の長男の問題だった。吉沢くん(の役)は割と僕の分身ではないけれど、その息子をやるには吉沢くんはすごく素敵。