世界最大級のロボット競技会に挑む高校生たちがいます。秘密基地で続く彼らの挑戦を取材しました。

「いけるいける」
「あーくやしい」
「よっしゃー!」
「こっちの点は取れた」
広島大学附属高校の1年生5人組チーム「ヤネウラ」です。放課後や週末になると、ここで試行錯誤を重ねています。
彼らが挑むのは、レゴを使った世界最大級のロボット競技会「ファーストレゴリーグ」。9歳から16歳までを対象とした、世界110カ国以上が参加する国際的な大会です。この大会で、チームは大きく3つの分野で総合的に評価されます。
一つは、2分30秒の制限時間内に自律型ロボットで課題クリアを目指す「ロボットゲーム」。二つ目は、ロボットの設計や、今シーズンのテーマ「考古学」についての研究成果を発表する「プレゼンテーション」。そして三つ目が、すべての競技活動を通じてのチームワークや他者への敬意を評価する「コアバリュー」です。














