きょう(4日)の債券市場で長期金利が一時、1.91%に上昇するなど、国債が売られて利回りの上昇が続いている状況について、木原官房長官は、「金利市場の動向を注視していく」と警戒感を示しました。
きょうの債券市場では、長期金利の代表的な指標である10年物の国債の利回りが一時、1.91%に上昇しました。
これは、2007年7月以来、およそ18年半ぶりの水準です。
木原稔 官房長官
「長期金利を含む金利市場の動向については注視するとともに、足元の為替市場では、一方向または急激な動きも見られ、憂慮しているところです」
木原官房長官はきょう午前の会見で、このように話し、金利の上昇による経済の影響については、一般論として▼住宅ローンや企業借入などの支払利子の増加、▼政府の利払い負担の増加、▼家計の金利収入の増加、▼銀行や企業が保有する債券評価の変動などをあげました。
そして、「マクロ経済や金融市場を通じた影響を含めて総合的に捉えていくことが重要だ」と強調しました。
長期金利の上昇の背景には、日銀の利上げ観測や財政悪化への懸念があるものとみられていますが、木原長官は、「政府として、政府債務残高の対GDP比を引き下げ、財政の持続可能性を実現することでマーケットからの信認を確保していく」と訴えています。
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