工作員による武装行為などに対応するため、長崎県警と陸上自衛隊の共同実動訓練が3日、実施されました。

共同実動訓練には長崎県警の機動隊と陸上自衛隊・第16普通科連隊からあわせて120人が参加しました。

訓練は、殺傷能力が高い武器を持つ工作員が侵入するなど、警察の力だけでは治安を維持できない事態を想定し、警察と自衛隊の連携確認のため、年に1度実施されています。

陸上自衛隊 第16普通科連隊 土肥崇紀連隊長:
「国民の安全と平和を守る総合力の発揮という理念のもと、警察と自衛隊が協力をし、長崎県、ひいては我が国全体の安全保障基盤をより一層強固なものとすることを誓い、訓示といたします。」

「緊急輸送訓練」では自衛隊員を乗せた車が目的地まで向かう際、警察車両が先導する流れを確認しました。
このほか情報共有や現場の指揮を行う「共同調整所」の設置や検問の訓練も非公開で実施したということです。














