正月飾りの縁起物に使われる「センリョウ」の収穫が鹿児島県霧島市で始まりました。

「最高!最高です」

鮮やかな赤い実がなり、正月飾りの縁起物として知られるセンリョウ。霧島市国分は県内有数の産地で国分センリョウ生産振興会のメンバー16人があわせて2.2ヘクタールでおよそ2万株を栽培しています。

先月30日、生産振興会のメンバーらおよそ20人が集まり、はさみ入れ式が行われました。

生産振興会によりますと、8月の霧島・姶良集中豪雨で一部の畑で土砂崩れの被害があったものの、台風の影響がなかったことから、順調に成育したということです。

(国分センリョウ生産振興会 佐々木利則 会長)「今までのうちで一番最高。正月に飾って、新年を祝ってほしい」

今年の出荷量は、去年の5万5000本を上回る6万本前後を見込んでいます。