ノーベル賞の授賞式に向けて出国する北川特別教授が意気込みを語りました。

 (京都大学 北川進特別教授)「(以前に)レクチャーホールや市庁舎を見て、まさか私がノーベル賞で行くとは思っていませんでした」

 スウェーデンのストックホルムの印象をこう話すのは、京都大学の北川進特別教授です。

 北川特別教授は、無数の細かい穴に大量の気体を取り込むことができる「金属有機構造体」の開発でノーベル化学賞の受賞が決まっています。出国前に今の気持ちを聞かれると…

 (京都大学 北川進特別教授)「サイエンスに対する(スウェーデンの)一般の人たちの温度、そのような理解を1週間で体得してきたい」

 授賞式は12月10日におこなわれます。