釜石市の飲食店街「呑ん兵衛横丁」の顔といわれた居酒屋「お恵」の女将、菊池悠子さんが1日亡くなりました。86歳でした。
菊池さんは釜石市が「鉄と魚のまち」として隆盛を極めていた1963年(昭和38年)に呑ん兵衛横丁の居酒屋「お恵」ののれんを先代から引き継ぎ、浜の女らしい豪快な笑い声と気風の良さで長年、地元の人や常連客から愛されました。
2011年の東日本大震災で呑ん兵衛横丁が全壊した際は、仲間と仮設店舗で営業を再開。仮設店舗が入居期限となった2018年に閉店を余儀なくされるも、翌年には市内で店を再開していました。
しかし菊池さんが86歳を迎えた2025年6月、体調の悪化を理由に惜しまれながら「お恵」を閉店しました。
菊池さんは1日、自宅で脳出血のため亡くなったということです。
菊池さんは地域の飲食店文化を守り復興に貢献したとして10月、市から市勢功労者として表彰されたばかりでした。
注目の記事
「それならお前を殺す」中3の息子(15)は少年4人から暴行を受け命を奪われた 角材で殴られ、コンクリートの塊を投げつけられ「頭がでこぼこにへこんでた」【少年集団暴行事件・第1話/全4回】

【旧網走監獄】雑居房の床下から謎の文章13枚が見つかる 服役囚が隠した理由と文章の中身…半世紀以上の時を経て明らかに、記述から探るリアルミステリー

「手相が変わる」ってホント? 運勢をみるだけじゃない!手相が示す健康状態と生活のクセ「医学」と「占い」それぞれの解釈

「来熊」「来鹿」あなたは読める?意外と知らない九州・沖縄各県の「来訪・帰省」略語事情

【ヒグマ】焼却施設が限界 駆除数17倍で処理に追われる自治体が疲弊 1頭焼却に灯油100リットル 作業追いつかずに腐敗進み、埋めるケースも

「争奪戦になっている」1時間で完売のボンボンドロップシール 平成に流行ったシール交換が令和でもブーム









