きょうの債券市場で長期金利の代表的な指標である10年物の国債の利回りは一時1.89%まで上昇しました。およそ17年半ぶりの水準を更新しています。

おとといの日銀・植田総裁の講演などにより、日銀が今月利上げに踏み切るとの観測が高まっていることから金利が上昇しています。また、高市政権が掲げる拡張的な財政政策に対する財政悪化への懸念も、金利の上昇要因となっています。