なぜ今は“老後1238万円問題”に?

2024年の調査によると、毎月の赤字は「約3.4万円」ということで、2017年の調査からは2万円近く減っています。

2024年の数字で計算してみると、老後30年過ごすのに必要な額は「1238万円」となります。

ニッセイ基礎研究所・主席研究員の井出真吾氏は、「6年前に比べ、働く女性が増えたため家計収入が増加し、毎年の赤字額が小さくなっているのでは」としています。

妻が現役時代に働いていて年金が多かったり、夫のリタイア後にパートなどで働いていたりして、相対的に家計の収入が増えていることが理由にあるようです。

経済アナリスト 馬渕磨理子さん:
当初“2000万円問題”が出たときには、皆さんすごく驚いて不安になったと思います。

その2017年以降、「自分たちで何とかしなければならない」ということで、副業や投資などでお金を確保するという動きになったのではないでしょうか。一方で、少し赤字が減っているというのは、働いたり節約したりという家計の努力の結果なのかなと感じます。