長野県岡谷市の鯉彦花岡養魚が、11月20日に長野地裁諏訪支部から破産手続き開始決定を受けました。
民間の信用調査会社・帝国データバンクによりますと、鯉彦花岡養魚は1990年に設立され、主にコイの養殖を手掛けていました。
しかし、コイヘルペスウイルスの感染拡大の影響と風評被害により、2005年ごろから受注が減少し、年間の売上高は3000万円を割り込んでいました。
このため、コイのうま煮など食品加工に注力したものの、売り上げは減少傾向で推移し、収益も悪化して資金繰りがひっ迫したことから、2023年6月には事業を停止していました。
負債はおよそ5200万円だということです。














