山口県の下関港を母校とする捕鯨母船「関鯨丸」が2日、今年4回目の操業を終えて帰港しました。
午前9時、捕鯨母船・関鯨丸が下関港に姿を現しました。関鯨丸は去年(2024年)、73年ぶりに下関市で建造された国産の捕鯨母船です。今年10月11日、今年4回目となる操業に仙台港を出発。北海道の東沖で操業し、イワシクジラ31頭、ナガスクジラ16頭を捕獲しました。
共同船舶では、今年は当初2000トンの捕獲を予定していました。しかし濃霧などの天候不良で1530トンにとどまりましたが、ナガスクジラの捕獲枠60頭を達成するなど「まずまずの成果」と評価しています。
共同船舶 所英樹社長
「今回は相当船員のみなさん苦労したと思います。なかなかクジラが見つからなかったということで、75%しか捕れなかったですけど、しかたないということで、来年に期待しています」
冷凍鯨肉は、3日にかけて荷揚げされ、全国に発送されます。














