流行の背景に「インバウンド」と「猛暑」?

この「サブクレードK」の流行の背景ですが、7~8月にインフルエンザのピークをむかえる南半球で出現し、その後北半球のイギリスなどで急拡大しました。

日本で流行した要因について、伊藤院長は2つの可能性を指摘します。

まず1つ目は▼「インバウンド」。訪日観光客によって、夏の時期に国内に持ち込まれた可能性があるということです。

そして2つ目は▼「猛暑」です。今年の猛暑でエアコンの使用が増え、喉が乾燥し免疫力が下がったところに、冬の乾燥が重なり、感染しやすくなったと考えられるということです。

気になるのはワクチンの効果ですが、実際に診察を行っている伊藤院長は「そもそもワクチンは感染予防効果より重症化予防に効くもので、現状、効いていないという実感はない」と指摘しています。「ワクチンの効果は保たれているのでは」と述べ、ワクチンの接種を奨励しています。

急拡大する「サブクレードK」。これから年末にかけて移動や集まりが増える中、さらなる警戒が必要です。