そして、28日の公判では、男がはねた児童の家族による心情意見陳述が被害者参加弁護士によって読み上げられました。
「息子は意識が戻り、右手で文字盤を指し簡単な会話はできる状態だが発音はできず、左には麻痺が残っていている。歩くこともできず、ゲームもできず、食事はチューブでとっていて、これまでの生活が失われ、できないことが多くなった。
息子は9歳、リハビリを頑張っているが、将来どこまでのことが自由にできるか見通しが立たず不安。
被告に対しては、釈放後に自由勝手に車に乗る神経が分からない。
初公判は口先だけの謝罪にしか思えず、むなしい気持ちが残っている。」
「息子は常に介護を要する状態で、どのような費用がかかるか分からないのに損害賠償の見込みもない。
息子の人生は大きく変わった。記憶は残っているのに、事故の記憶はないため、なぜ自分が話せず歩けないのか理解ができていない。
将来を見通せず息子や家族は不安。被告には厳しい処罰を与えて欲しい。」














