政府は28日、今年度の補正予算案を閣議決定しました。防衛省の要求のうち、鹿児島県関係では、馬毛島の自衛隊基地整備に2751億円を計上しています。

政府は、今年度の防衛省の補正予算案として、過去最大となる8472億円を計上することを閣議決定しました。

このうち、▼自衛官の給与引き上げやドローン対処器材の導入などに2213億円、▼安全保障環境の変化に速やかに対応するため、航空機や艦船の運用態勢の早期確保に6259億円を計上しています。

鹿児島県関係では、▼自衛隊基地建設が進む種子島沖の馬毛島で今後、アメリカ軍空母艦載機の陸上離着陸訓練=FCLPが予定される中、滑走路や係留施設の整備などに2751億円を計上しています。

今の国会で補正予算案が成立すれば、防衛費と関連予算を今年度中に前倒してGDP比2%とする政府目標を達成することになります。