愛媛県新居浜市の60代女性が、警察官をかたる男に約1600万円分の暗号資産をだまし取られる、電子計算機使用詐欺事件が発生しました。

警察によりますと17日、大阪府警の警察官を名乗る男から女性に「事件捜査で押収した通帳の中に、あなた名義のものが見つかった」と電話がありました。

女性は携帯電話のショートメッセージに、警察手帳のようなものの写真が届いたことから相手を本物の警察官と信用。

さらに、男から「疑いを晴らすために、あなたの口座に入っているお金を照らし合わせる」と言われ、指示に従い暗号資産取引所アプリをダウンロードした上、20日までに約1600万円を入金。

その後、男の指示通りにアプリを捜査したところ、入金した全ての暗号資産をだまし取られたということです。