アメリカの先月の消費者物価の伸び率が7.1%と市場の予想を下回ったことを受け、円相場は一時、1ドル=134円台まで円高が進みました。
アメリカ バイデン大統領
「アメリカで物価上昇率が下がってきている。きょうの発表では、5か月連続でインフレ率が低下している」
アメリカ労働省が13日に発表した11月の消費者物価指数は、前の年の同じ月に比べ7.1%上昇し、7.3%を見込んでいた市場の予想を下回りました。食品や住居費などが上昇した一方で、中古車や航空運賃が下落しました。
アメリカでは依然として7%を超えるインフレが続いているものの、伸び率は5か月連続で縮小していて、物価上昇の一時の勢いは落ち着きつつあります。
この内容を受けて、中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会は、今月の会合でこれまでの利上げペースを遅らせ、0.5%の利上げを決める見通しです。
また、この日のニューヨーク外国為替市場ではドルを売って円を買う動きが広がり、円相場は一時1ドル=134円台まで2円以上、円高が進みました。
バイデン大統領は「インフレは依然として高過ぎる。まだ、やるべきことは多い」とも話していて、来年も物価の安定に取り組む考えを強調しました。
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