大地震による伊方原発での事故を想定した大規模な訓練が、28日から始まりました。
国との合同訓練は10年ぶりです。
県が毎年実施している原子力防災訓練は、愛媛県伊方町沖で震度7の地震が発生して、伊方原発3号機が自動停止し放射性物質が漏れ出したという想定です。
地震の発生を受け発電所では、職員が被害の確認を進めました。
また、けがをした作業員の救護では、体内の放射線量を測り、搬送するまでの手順を確認しました。
(訓練開始の放送)
「愛媛県伊方町において震度7の地震が発生したため、被害状況等についてただちに統括司令部に報告してください」
一方、県庁には災害対策本部が置かれ、県の職員や四国電力の担当者らが、伊方原発と連絡をとり、被害状況の把握にあたりました。
また、ドローンを使って被災地域の状況を確認していました。
今回の訓練は10年ぶりに国との合同で行われています。
県と原子力規制庁をオンラインで結び、情報を共有しました。
訓練は30日までで原発周辺の住民避難や、被ばくした人を医療機関に受け入れる訓練なども、予定されています。
注目の記事
民間人を地面に叩きつけ手錠をかけた米軍憲兵 規制対象の米軍人と勘違いか 「身分証示さない日本人も拘束できる」と誤った認識も 動画がSNSで拡散

「これが人間の顔なんだろうか」事故で亡くなったバリスタの男性(当時29)母親が語る二次被害「交通遺族は賠償金が入るからいいですよね」【前編】

クマに襲われたラーメン店員 無我夢中で殴り『大外刈り』で投げ飛ばし撃退 右脇腹周辺を骨折・顔から流血しながらも戦った57歳の男性店員が語る緊迫の状況「顔に飛びかかってきた…」 クマはまるで『丸太』

【判決の深層】「儀式」と称した11歳少女への性交事件 実母、友人、その子どもたち…34歳の男を頂点とする異様な"コミュニティ"の全貌と支配

南極オゾンホール「南極大陸の1.6倍 依然として大きい」気象庁が発表 回復への道のりは?

「なぜ裸?」子どもの質問に小島よしおは…1歳児の子育てに奮闘しながら実践「妻と熱量を同じに」月イチで夫婦は…トークショーで明かした“小島流子育て論”の正体









