7年前の北海道胆振東部地震を教訓に、北電と海保がブラックアウトを想定した復旧訓練を行いました。
この訓練は北電と海保が去年3月に結んだ「災害時の協定」に基づいて行われたもので、北電ネットワークと函館海保が参加しました。
訓練では、胆振東部地震と同じ大規模なブラックアウトが発生したため、北電の移動電源車が海保の函館航空基地に電気を供給しました。

麻原衣桜記者
「函館港です。海上保安庁の巡視艇に停電を復旧する際に使用するケーブルなどが次々と積み込まれていきます」
また函館市の恵山地区が停電し、孤立状態にある想定で、海保の巡視艇「すずらん」が北電の作業員のほかケーブルやドローンなどの資材を搬出するまでの動きも確認しました。

北海道電力ネットワーク配電工事グループ 大坪慧司総括主任
「最終的には非常災害時の対応をするために日ごろの訓練が大事だと思う」

北電と海保は今後も訓練を重ね、さらに連携を強化したいと話しています。














