本格的な雪のシーズンを前に、雪害事故防止に向けた取り組みなどを話し合う会議が開かれました。昨シーズンは雪害による事故で5人が亡くなっていて、注意が必要です。

きょう開かれた会議には、警察や消防、山形地方気象台や自治体の担当者などが参加しました。
県防災くらし安心部 庄司雅人 部長「今シーズンも本格的な降積雪期が近づいてきました。県内全ての地域が豪雪地帯である本件では例年多くの雪害事故が発生しています」
昨シーズンは県内ほとんどの観測地点で積雪の深さが平年を上回り、雪害によって5人の死者を含む117人の人的被害が起きています。

人的被害は屋根からなどの「転落」の割合が最も多い一方、死亡事故の原因の6割は落雪によるものでした。
また、雪害事故にあった人の7割近くが65歳以上だったことも報告されました。
本格的な雪のシーズンに向けて、県は、雪下ろしのポイントなどをまとめたガイドブックの配布や除雪機安全講習会を開催するなど雪害事故防止の啓発を行っていくとしています。















