「諦めない」姿勢が広げる可能性

藤井さんは活動の中で、自身が感じた「生きづらさ」を同じように感じている人たちがいることを実感します。そして、2024年7月、NPO法人「笑幸やか(にこやか)」を設立しました。「みんなで笑って幸せ、笑顔と幸せをつなぐ」という意味を込めた名前です。
「人は声をかける勇気一つで誰かの未来を変えられる」と語る藤井さん。彼女の「諦めない」姿勢は、周囲の人々を巻き込み、様々な活動へと広がりました。
「できなくなったことを数えるより、できたことを一つ一つ数えていこうと思って頑張ってきました」という言葉に、藤井さんの前向きな生き方が凝縮されています。
「経験を伝えられることが、その情報が誰かのきっかけになる。私のこの口だけは事故をしても動いてた。口による行動が、誰かの動く行動になって、誰かの幸せに繋がると思っています」
事故で大きな転機を迎えた藤井佳奈さん。その後の「諦めない」挑戦は、彼女自身の可能性を広げるだけでなく、多くの人々に新たな視点と希望をもたらしています。
(前編「突然の事故で首から下が麻痺「娘を抱きしめられない」絶望の淵から娘の言葉を力に立ち上がった母の11年」から読む)














