10月、京都市バスの車内で不審物が見つかった事件で、警察は80代の男を書類送検していたことがわかりました。

 廃棄物処理法違反の疑いで書類送検された無職の80代の男は10月21日、京都市バスの車内に紙製の赤い箱を不法投棄した疑いがもたれています。

 当時、「バスに不審物がある」との通報を受けて警察の爆発物処理班が出動。車内から発見された箱にはVHSテープ数本が入っていたということです。

 この騒ぎで周辺の道路は3時間以上封鎖される事態になり、警察は、起訴を求める「厳重処分」の意見を付けました。

 調べに対し男は容疑を認め「別の所へ捨てようとしたが人の目があり捨てられず移動中のバスの車内で捨てた」という趣旨の供述をしているということです。