ローマ教皇レオ14世は今年5月の就任後、初の外遊先としてトルコを訪問し、パレスチナ自治区ガザの状況やウクライナ侵攻を念頭に「いかなる紛争にも屈してはならない」と訴えました。

ローマ教皇レオ14世は27日、今年5月に就任して以降、初の外遊先としてトルコの首都アンカラを訪れ、エルドアン大統領と会談しました。

パレスチナ自治区ガザなどの中東情勢やウクライナ侵攻についても議論したとみられ、トルコが平和に向けた中心的役割を担うよう求めました。

ローマ教皇レオ14世
「私たちは今、世界規模で紛争の緊張が高まっている状況を経験しています。我々は決してこれに屈してはならない」

教皇レオ14世は30日からレバノンを訪れ、パレスチナ自治区ガザなどに向けて平和のメッセージを発信することになっています。