詐欺の被害が多発する中、高知財務事務所などが地域一体で対策を強化しようとフォーラムを開きました。
業態横断マネロンフォーラムは高知財務事務所と県銀行協会が連携して初めて開きました。フォーラムには県内の金融機関や県警などからおよそ30人が参加し、金融庁の齋藤豊金融犯罪対策室長が講演しました。

齋藤室長はインターネットバンキングで振り込みをする被害が拡大していると強調したほか、金融犯罪対策でもっとも重要なのは利用者が安全にサービスを利用できることだと話しました。

(金融庁 金融犯罪対策室 齋藤豊 室長)
「金融機関全体で犯罪組織を排除していくことが重要であって、そのためには金融機関間で連携して犯行手口や有効な対策などのノウハウを共有していくことが大事ではないかと考えています」
金融庁では11月から12月にかけて、金融機関の対策強化を確認し、フォローアップをしていくということです。














