年末に予定されているガソリンの暫定税率廃止に向け政府が段階的に補助金を増額していることを受け、石川県内のレギュラーガソリンの価格は1リットルあたり167円70銭と、3年前の水準にまで値下がりしました。
石油情報センターが27日発表した25日時点の県内のレギュラーガソリン1リットルあたりの平均小売価格は167円70銭でした。
8週連続の値下がりで、2022年5月以来、3年半ぶりの水準となりました。

政府は物価高対策の目玉としてガソリン税の暫定税率25.1円を12月31日に廃止する法案を28日の参議院本会議で可決、成立させる見通しです。
この間、急な価格変動を避けるための移行措置として補助金の額を段階的に増やしていて、27日からは20円に増額、12月11日からは暫定税率と同じ25.1円となります。
ただガソリンスタンドでは補助金増額前の在庫が一定期間残るため、さらに値下がりするには時間差が生じる見込みです。














