流行は前倒し…収束もはやい?

「インフルエンザの流行は、集団免疫がない状態だと前倒しで起こる傾向があります。例えば2009年の新型インフルエンザも、夏の終わり位から大流行した」
「今回も私たちが十分に免疫を持っていない状態なので、いつもより早く流行が始まりました。ただこの後、流行の規模がどのくらい続くかは私たちの行動によっても変わってくる。予測を出すことによっても行動変容が起こる」
私たちが今すべきことは?

「対策の最も大切な事のひとつは、ハイリスクの人たちを守ることです。
新型コロナの流行期に有効性が証明された『3密の回避』、『マスク・手洗いの徹底』といった感染対策を個々人で続けることが、社会全体の流行規模を抑えることにつながります」
話を伺ったのは―
森内浩幸氏 長崎大学高度感染症研究センター センター長・教授














